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エムスリー 医療AIプラットフォーム事業推進でPSPと合弁会社「エムスリーAI」設立で基本合意

公開日時 2022/01/25 04:50
エムスリーは1月21日、医用画像管理システムの開発、販売を主力事業とするNOBORI、PSPの3社と医療AIプラットフォーム事業の推進を目的とした合弁会社「エムスリーAI」の設立で基本合意したと発表した。PSPとNOBORIの両社は22年4月1日付でPSPを吸収合併存続会社として合併することが公表されている。このためエムスリーは効力発生後に統合後新会社となるPSPと合弁会社を正式に設立する。出資比率はエムスリー60%、PSP40%。営業開始は22年4月1日で、杉原賢一氏が代表者に就任する。

PSPは400床以上の大規模施設を含む約1100施設に医用画像管理システム(PACS)を導入し、オンプレミス型システムの販売を主力としている。一方、NOBORIはクラウド型システムの販売に特化し、中小規模施設を中心に約1100の稼働施設数のほぼ全施設でクラウド型システムが稼働している。事業領域で両社は競合関係にあるが、顧客基盤、技術基盤は補完関係にある。

エムスリーは、2020年にNOBORIと事業提携契約を締結し、医療AIプラットフォーム事業を共同で推進してきた。すでにエムスリーのAIは、部位(頭部、肺など)ごとの複数疾患で使用したいAIを選択して利用できる。AIの導入においては、エムスリーのエッジサーバーを設置することで、PACSなどの院内システムやモダリティメーカーを問わずに利用が可能となる。今回の合弁会社設立でエムスリーは、医療AIの臨床現場への流通を加速させ、医療現場のDX化を推進することができると期待している。また、エムスリーは統合後のPSPを持分法適用関連会社とする予定で、より強固な提携関係を構築したい考え。




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