BMS 多発性骨髄腫患者・家族向けLINEアカウント開設 グループトーク機能で患者家族が治療サポート
公開日時 2022/06/07 04:50
ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)は6月6日、多発性骨髄腫患者と患者家族向けの「こつずいしゅファミリーサポーター」LINE公式アカウントを開設したと発表した。特徴の一つであるグループトーク機能では、気軽に”今日の気分”をアイコンで家族に共有することも可能だ。通院日や服薬状況などもトーク上に届くため、自身の状況を家族に共有することで、医師や家族とのコミュニケーションの円滑化を図り、患者が家族の支援を受けながらより前向きに治療に取り組めるような環境を後押ししたい考えだ。
LINEアカウントは、「治療に向き合う患者とその家族をともにサポートする」ことを目的として、多発性骨髄腫治療薬・レブラミドやポマリストの服用患者向けに提供する。グループトーク機能のほか、服薬や通院スケジュールを自分のスマホ上で一元管理が可能となるのも特徴。リマインド機能もあるため、正確な服薬や通院忘れの防止につながることが期待される。また、ニュースレターの定期配信を通じ、疾患や薬についての理解を深めてもらい、医師とのコミュニケーション円滑化にも一役買いたい考えだ。
同社の患者向けLINE公式アカウントとして、慢性骨髄性白血病患者向け「スプリセル錠 服薬手帳」を第一弾として、20年12月にローンチ。21年12月には、経口抗凝固薬・エリキュース服用患者向けのLINE公式アカウントを開設しており、今回が第3弾となる。同社は、「今後もデジタルツールの開発を進め、製品適正使用のさらなる推進を目指す」としている。