キッセイ薬品と丸石製薬 透析患者のそう痒症治療薬・ジフェリケファリン酢酸塩を承認申請
公開日時 2022/09/29 04:49
キッセイ薬品と丸石製薬は9月28日、共同開発した血液透析患者におけるそう痒症治療薬・ジフェリケファリン酢酸塩(一般名、開発コード:MR13A9)について、丸石製薬が日本で承認申請したと発表した。
ジフェリケファリン酢酸塩は、米国カラセラピューティクス社が創製したκオピオイド受容体作動薬で、血液透析患者におけるそう痒症の改善を適応症とした世界初の静脈注射用製剤。同剤は、血液透析患者の中等度から重度のそう痒症治療薬として、米国で2021年8月に、欧州で22年4月に承認を取得している。丸石製薬は13年4月にカラ社から導入し、17年3月からキッセイ薬品と国内で共同開発を進めた。