5種混合ワクチンの2製品 接種対象を「生後2か月から90か月まで」に 厚労省が添付文書改訂を指示
公開日時 2024/02/07 04:49
5種混合ワクチンのゴービックとクイントバックの2製品について、接種対象を「生後2か月から90か月までの間にある者」とするなど、添付文書が改訂された。これまでは「生後2か月から60か月までの間にある者」が対象だった。厚生労働省医薬局医薬品審査管理課と医薬安全対策課が2月6日、添付文書改訂を指示する2課長通知を発出した。
ゴービックについては、追加免疫の接種時期に関し、これまでの「初回免疫終了後6か月から13か月を経過した者」から、「初回免疫終了後6か月から18か月を経過した者」に改訂する。クイントバックの追加免疫の接種時期はもともと、「初回免疫終了後6か月から18か月を経過した者」となっている。
2製品とも、「百日せき、ジフテリア、破傷風、急性灰白髄炎、インフルエンザ菌b型による感染症の予防」を効能・効果とする5種混合ワクチン。製造販売元は、ゴービックは阪大微生物病研究会、クイントバックはKMバイオロジクス。