新薬創出等加算 ポジティブ・ネガティブで評価二分
24年度薬価制度改革で最も“ポジティブ”“ネガティブ”なルール変更
公開日時 2024/04/01 00:00
平均乖離率超で適用されず流通改善必須ミクス編集部が製薬企業62社に2024年度薬価制度改革で“最もポジティブ”だったルール変更を尋ねたところ、「新薬創出等加算」がトップとなった。一方で、“最もネガティブ”だったルール変更としても、新薬創出等加算がトップで回答が二分された格好となった。新薬創出等加算が特許期間中の薬価を維持する仕組みに見直された一方、平均乖離率超の品目は加算の適用を受けられず、大打撃を受ける企業もあった。まさに各社の命運を分けるルール改正となった。「研究開発型のビジネスモデル」への転換を迫った24年度薬価制度改革だが、「流通改善」も強烈に促していると言えそうだ。(望月英梨)最もポジティブなルール「新薬創出等加算」と回答は20社ミク...