「MRは元々汎用性が低く、リスクが高い仕事」「いつまでＭＲを続けることができるのだろう」、「生き残るために必要なスキルとは何か」――。アンケートや各社への取材からは激変する環境変化に戸惑う“いまどきＭＲ”の姿が浮き彫りになった。ではこうした時代に、自身のキャリアをどのように構築していくべきか――。ＭＲとしての経験を持つ専修大学商学部の髙橋義仁教授は、「ＭＲ職はやりがいもあり、好きだと感じている人が多い職種でもあるが、元々汎用性が低く、リスクが高い職種だ」と指摘。人員削減やポジションクローズなどの動きがあったとき、「最も有利な形で自分の雇用を守るためには、最も有望なところのスキルを身につけないといけない」とし、社内外で視野を広げ、新たな仕事やスキルの獲得に前向きに取り組...