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富士製薬 ランマークBSで先発品扱う第一三共と契約締結 詳細非開示も「26年中の発売に向け準備」

公開日時 2025/11/04 04:49
富士製薬は10月31日、9月19日付で承認を取得した抗RANKL抗体・デノスマブのバイオシミラー(BS)について、第一三共とデノスマブBSに関する契約を締結したと発表した。第一三共は、日本でデノスマブ製品に関連する特許の専用実施権者であり、先発品のランマークとプラリアを製造販売している。契約内容や経緯は「非開示」だが、契約に基づき、デノスマブBSの「2026年中の薬価収載及び発売に向けて準備を進める」ことができるようになった。富士製薬によると、デノスマブBSはバイオセイムではない。

富士製薬のデノスマブBSの効能・効果は「多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変」。ランマークの初めてのBSだが、ランマークが持つ骨巨細胞腫の適応は持っていない。BS製品の薬価収載は例年、5月又は11月に行われており、デノスマブBSもどちらかのタイミングに収載されるとみられる。

富士製薬は、「バイオシミラーのラインナップの拡充をはかり、患者さまと医療関係者の皆さまに対し、バイオシミラーという新たな治療選択肢を提供し、さらに医療経済においても今まで以上に貢献していく」としている。
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