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TXP Medical 悪性腫瘍対応の「レジメン特定プログラム」を開発 施設・疾患間の治療成績などを可視化

公開日時 2025/12/02 04:50
TXP Medicalは11月25日、様々な悪性腫瘍に対応する「TXPレジメン特定プログラム」を開発し、サービス提供を開始したと発表した。同プログラムは、医師の知見とAI技術をかけ合わせ、医療機関が保有する大規模な治療・予後データをレジメン単位で自動解析するというもの。医療施設間や疾患間の治療成績や副作用傾向を可視化することができ、がん分野の臨床研究や医療の質向上、さらには患者のQOLの改善に寄与するとしている。

同社によると、これまで広く活用される医療ビッグデータの多くは、個々の薬剤の使用歴は取得できるが。その一方で薬剤の組み合わせがどのレジメンに該当するのか、一次治療、二次治療、三次治療といった治療ラインのどこで行われたのかという情報を容易に判別することはできなかった。その背景には、レジメンが疾患や医療機関ごとの治療方針によって多様化しているのに加え、投与量、投与間隔、併用薬といった要素が細かく変動し、単純なパターン認識では分類できないことがあったという。

「レジメン特定プログラム」は、診療データに記録された薬剤実施歴と、医学論文やガイドラインから得られる疾患別の治療パターンを照合することで、患者ごとのレジメンや治療ラインを自動判定し、手術や放射線治療との前後関係を含めて時系列での治療経路の見える化を可能にした。プログラムの構築にあたっては、独自のAIアルゴリズムを搭載し、これまで困難とされた各患者におけるレジメン単位での治療方法とその変遷の把握、治療成績の比較が容易となった。

同社は、次なる取り組みとして、カルテのテキストデータと「レジメン特定プログラム」を組み合わせて、病期(ステージ)、遺伝子検査結果、副作用・合併症など、入院・外来を横断した詳細データベースの整備を行っている。同社は、「がん治療の現場で個別化された治療 (パーソナライズド・メディシン) の実態が容易に解析できるデータ基盤とすることで、がん治療の発展に貢献できる」と強調する。また、こうした取り組みを通じ、「個々の患者様がより良い医療サービスを享受できる仕組みの構築に取り組みたい」と意欲を示した。

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