帝人ファーマ ロナペグソマトロピンを承認申請 週1回の成長ホルモン分泌不全性低身長症治療薬として
公開日時 2026/02/17 04:49
帝人ファーマは2月12日、ロナペグソマトロピン(遺伝子組換え)(開発コード:ACP-011)について、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症を対象疾患に承認申請したと発表した。同剤は週1回皮下に自己注射することで成長促進作用を発揮する天然型ヒト成長ホルモン製剤。
成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療は、成長ホルモンのソマトロピンの補充療法が中心で、成長ホルモン製剤を連日皮下に自己注射する方法が広く用いられている。このため同社は、「(ロナペグソマトロピンにより)投与頻度が週1回となることで、患者さんや家族の身体的、心理的負担を軽減することが期待される」としている。
ロナペグソマトロピンは、デンマークのアセンディス・ファーマが開発したヒト成長ホルモンの徐放性プロドラッグ。海外で実施された第3相臨床試験では、52週における年間成長速度(Annualized Height Velocity)が、ロナペグソマトロピン群では連日投与製剤群に対して非劣性かつ統計的に有意に高い結果を示した。米国では2021年8月、欧州連合では22年1月に、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療薬として承認され、アセンディスが販売している。帝人ファーマは23年11月にアセンディスから日本国内での製造販売ライセンスを取得していた。