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Ubie 大阪大医学部付属病院と生成AI活用で実証開始 治験・臨床研究の文書作成やデータ分析など効率化検証

公開日時 2026/04/23 04:50
Ubieは4月22日、大阪大学医学部附属病院と治験・臨床研究領域における生成AIを活用した業務効率化の実証を開始したと発表した。治験関連文書の作成・確認支援や治験データ等の整理・分析支援、研究参加者のリクルート支援に向けた技術検証の3領域で業務効率化の検証を進めるもの。取り組みを通じて得られたプロンプトやワークフローは、簡易手順書やテンプレートとしてパッケージ化する予定だという。

今回の取り組みは、大阪大学医学部附属病院未来医療開発部が推進する治験・臨床研究における生成AI活用モデルの確立に向けた技術検証の一環として、日本医療研究開発機構(AMED)の「医療技術実用化総合促進事業」に基づくもの。

治験関連文書の作成・確認支援では、国際共同治験等で提出するプロトコルなどの翻訳やサマリ作成を行った。文書間の整合性チェックや会議の議事録作成、SAE報告書の日本語校正など、治験に関わる業務のプロンプトテンプレートも構築した。プロトコルから同意説明文書の作成支援では、作業時間が60分から15分程度に削減されるなどの成果も得られたという。

◎疑義照会事項の自動生成や退院サマリなど、自由記載テキストの構造化を検証

治験データ等の整理・分析支援では、レジストリ研究において、疑義照会事項の自動生成や退院サマリなどの自由記載テキストから必要な情報を抽出し、構造化データとして活用するための検証を実施。リクルート支援に向けた技術検証では、治験の選択・除外基準からデータスクリーニングに向けたプロンプトを作成し、治験の対象となる候補患者の抽出作業を効率化するワークフローの検証を進めている。新規試験開始時にも横展開可能なプロンプト作成ノウハウの構築を目指すという。

◎本来業務に注力できる環境を整えて「日本の臨床研究・治験の実施と加速につなげたい」

大阪大学医学部附属病院未来医療開発部臨床研究センターの浅野健人副センター長は「Ubieの医療特化型生成AIの知見を得ながら、特定のツールに限定せず生成AIを現場で安全に活用できる形に磨き上げ、治験/臨床研究に関わる者が本来向き合うべき業務へ注力できる環境を整え、日本の臨床研究・治験の立ち上げと実施の加速につなげていきたい」と期待を込めた。

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