ダイト 大津賀保信代取会長が取締役を退任し会長へ 銀行出身で現CFOの大津賀健史氏が新任取締役就任
公開日時 2026/07/13 04:48
ダイトは7月10日開催の取締役会で、大津賀保信代表取締役会長が任期満了で取締役を退任し、会長に就任する人事を決議した。また執行役員CFOの大津賀健史氏と、常務執行役員信頼性保証本部⾧の桑島豊氏がそれぞれ新任取締役に昇格。元あゆみ製薬代表取締役社長の草野弘子氏が新任社外取締役に就任する役員人事を内定した。いずれも8月27日に開催予定の定時株主総会を経て選任される。
新任取締役に昇格する大津賀健史氏は、2012年4月に三菱東京UFJ 銀行(現・三菱UFJ 銀行)に入行、米国MUFGユニオンバンクAsian Corporate Banking、三菱UFJ銀行人事部調査役を経て、2023年6月に大和薬品工業(現ダイト)入社。24年8 月にダイトに入社し、9月からCFO(最高財務責任者)に就任、25年8 月には執行役員CFO、大桐製薬(中国)有限責任公司監事(いずれも現任)を歴任した。
同氏は、松森浩士社長CEOとともに中期経営計画「DTP2027」の立案および実行に中心的に関与し、CFOとして財務・資本戦略やIR/SR 活動、DX 戦略等の推進において成果をあげた。大和薬品工業の吸収合併や、中国事業の再構築、ジェネリック医薬品の品目統合に向けた「新・コンソーシアム構想」の推進においても主導的な役割を担ってきた。
同じく、新任取締役に就任する桑島豊氏は、生産管理、営業、経営企画など幅広い分野に従事し、豊富な経験と実績を有す。各分野において中核的な役割を担い、同社事業の推進に貢献した。現在は常務執行役員信頼性保証本部⾧として品質部門を統括し、当社の品質管理体制の強化に貢献しており、これら知見を当社の経営に活かすため、取締役として選任する。
元あゆみ製薬代表取締役社長で社外取締役に就任する草野弘子氏は、1983年4月に台糖ファイザー(現ファイザー)入社。同社の循環器領域西日本営業部⾧、社⾧室企画推進部⾧、西東京医薬支店⾧、IM東北医薬支店⾧などを歴任。2018年4月にバイタルネット顧問、同年6 月にリードスペシャリティーズ代表取締役社⾧(兼任)に就任。同年7月からバイタルネット執行役員営業副本部⾧兼スペシャリティケア部兼女性活躍推進担当を務め、2021年 6月から24年6月まであゆみ製薬代表取締役社⾧を務めた。社外取締役就任は同氏の医薬品サプライチェーン全体に関する深い知見と経営経験を活かし、独立した立場から当社の持続的な成⾧およびコーポレート・ガバナンス強化への貢献を期待したもの。
◎中期経営計画「DTP2027」を実現するための組織再編を8月27日付で実施
同社は中期経営計画「DTP2027」を実現するための組織再編を8月27日付で実施する。主な内容は、①事業開発本部を新設し、その傘下にポートフォリオマネジメント部、事業開発部、知財部(新設)を移管、②海外部を廃止し、その機能を製品ごとに原薬本部及び製薬本部へ移管、③人事総務統括本部を新設し、その傘下に人事総務部、ビジネスサポート部(新設)を移管-するというもの。これにより、既存ビジネスの効率化や新規ビジネスへの参入(オーファン新薬アライアンス)、ならびに人的資本への投資をより一層強力に推進し、企業価値の向上を図る方針だ。