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アルフレッサグループ 研究用のヒト臍帯・羊膜由来間葉系間質細胞の提供開始

公開日時 2026/07/17 04:50
アルフレッサホールディングス(HD)は7月14日、子会社で再生医療関連事業を行うセルリソーシズが研究用のヒト臍帯・羊膜由来の間葉系間質細胞(MSC)の提供を開始したと発表した。セルリソーシズの細胞培養加工施設である「郡山Cell Processing Center」で、再生医療等製品の開発および試薬、自動培養装置等の開発を含む再生医療に係る研究開発に使用する細胞の新たな選択肢として、国内医療機関由来の国産MSC(本製品)を出荷する体制が整った。本製品は、研究用途に限り使用可能となっており、適正使用を推進するため、細胞提供にあたっては、使用目的に基づく適合性審査と物質移動合意書(MTA)の締結が必要となる。

本製品は、国内の医療機関において、ドナーから同意を得て提供を受けた胎児付属物を使用し、特定細胞加工製造業許可を取得したセルリソーシズの郡山Cell Processing Centerで製造を行う。複製を繰り返すことで、細胞数を安定的に増やすことができる。本製品を提供する際は、製造原料となる胎児付属物における胎児の性別情報を公開する。これにより、研究目的に応じた細胞の選択が可能になる。なお、胎児に関する情報は特定できない形で管理されており、「個人情報がセルリソーシズに開示されることはない」としている。

MSCは、骨髄、脂肪組織、臍帯、歯髄などのさまざまな組織に存在する細胞集団で、多分化能を有し、様々な疾患への応用が進められている。なかでもヒト臍帯や羊膜といった胎児付属物由来のMSCは、高い増殖能を有し、無侵襲性で採取できることなどから、有望な細胞源として注目されている。このような理由から、再生医療分野においてMSCを用いた臨床試験が推進されている一方で、日本における再生医療等製品の開発およびその周辺産業の発展のためには、ヒト細胞原料の安定的な供給サービスの促進が課題だとされている。

アルフレッサグループは、再生医療等製品において、原料提供から医療機関への配送に至る「再生医療トータルサプライチェーンサービス(TSCS)」の構築を推進している。
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