帝人 細胞治療の権威・ダリオ・カンパーナ教授とアドバイザリー契約 CAR-T細胞の製造・開発を強化へ
公開日時 2026/08/20 04:52
帝人は8月19日、CAR-T細胞療法分野の研究における世界的な権威であるシンガポール国立大学ヨン・ルーリン医学部小児科のダリオ・カンパーナ教授と技術アドバイザリー契約を締結したと発表した。再生医療CDMO事業を展開するグループ会社の帝人リジェネットにおいて、CAR-T細胞をはじめとする細胞・遺伝子治療分野における製造・開発に関するグローバルな知見および技術力のさらなる強化を図る。
ダリオ・カンパーナ教授はCAR-T 細胞療法の基盤技術開発に携わり、細胞治療分野の世界的な第一人者として知られる。契約では、ダリオ・カンパーナ教授の専門知見を活用して、CAR-T細胞をはじめとする細胞治療製品の製造技術および品質管理体制のさらなる高度化を図る。具体的には、CAR-T細胞の製造プロセス設計や製造条件の最適化に関する助言や、次世代CAR-T細胞療法をはじめとする細胞治療技術に関する最先端知見の提供、帝人および帝人リジェネットの再生医療CDMO事業における技術力・競争力向上に向けた戦略的アドバイスなどで提携していくという。
ダリオ・カンパーナ教授は、「CAR-T細胞療法は、がん治療における重要な手段となっている。帝人リジェネットが、日本および世界中の患者に対するCAR-Tやその他の細胞療法へのアクセス拡大を目指す中で、同社とともに取り組めることを光栄に思う」とコメントしている。
帝人リジェネットの細山剛社長は、「CAR-T細胞療法分野を牽引してこられたダリオ・カンパーナ教授との提携を通じて、当社の技術基盤をさらに強化し、お客様の開発品の円滑な製造移管と高品質な製品供給に貢献していく」と述べた。