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富士フイルムと大鵬薬品 ADC製造技術開発で戦略的パートナーシップ 「次世代ADC領域で競争力高める」

公開日時 2026/08/04 04:50
富士フイルムと大鵬薬品は8月3日、次世代の抗体薬物複合体(ADC)の製造技術の開発に関する戦略的パートナーシップを締結したと発表した。パートナーシップに基づき、大鵬薬品が独自のADCプラットフォーム技術「AraLinQ」を用いて創製したADC候補品について、製造プロセスの最適化に取り組む。大鵬薬品が有するADC創薬技術・知見と、富士フイルムが有するバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO)事業で培ったプロセス開発・製造技術を組み合わせることで、両社は「高品質なADCの安定製造の実現を目指し、次世代ADC領域におけるグローバルでの競争力を高めていく」としている。

大鵬薬品は、子会社であるAraris Biotech AGの AraLinQ技術を用いて創製した次世代ADCの最適な製造・供給体制の強化に取り組んでいる。AraLinQは、抗体に薬物を選択的かつ均一に結合させる独自のADCプラットフォーム技術で、次世代ADC創製技術として注目される。

富士フイルムは、バイオCDMO事業をグローバル展開し、抗体医薬品のプロセス開発・製造における豊富な経験と実績が強み。グループ会社である富士フイルム富山化学では、2027年より国内初となるADC一貫製造サービスの開始を予定しており、日本国内で抗体製造からコンジュゲーション、製剤までを一貫して提供できる体制整備を進めている。

両社は今後、パートナーシップに基づいて高品質なADCの安定生産に向けた製造プロセスの最適化に取り組む。また、対象となるADC候補品の開発進展に応じて技術的な協力を拡充し、製造技術基盤の強化や持続的な供給を支える体制整備にも取り組むとしている。
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