第一三共 がん疼痛薬オキシコドン徐放錠を新発売 オキシコンチン錠のGE

公開日時 2017/03/13 03:50
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第一三共は3月8日、持続性がん疼痛治療薬オキシコドン徐放性製剤の後発医薬品(GE)であるオキシコドン徐放錠5mg、同10mg、同20mg、同40mg「第一三共」を同日に新発売したと発表した。オキシコドン徐放性製剤のGEとしてはカプセル剤が販売されているが、GEの錠剤タイプは今回が初めてとなる。

オキシコドン徐放錠の薬価は、5mg錠101.80円、10mg錠187.20円、20mg錠344.60円、40mg錠630.30円――で、既存のカプセル剤GEと同額。先発品のオキシコンチン錠と比べると約3割安い。

第一三共グループではGEを第一三共エスファが販売しているが、オキシコドン徐放錠は第一三共本体が販売および情報提供活動を行う。麻薬製品を扱うためには麻薬及び向精神薬取締法に則った免許・許可が必要となるが、第一三共エスファはこの免許を取得していないため、第一三共本体が手掛ける。

オキシコドン徐放錠は、原薬から製剤化までを第一三共グループの第一三共プロファーマで一貫生産し、独自技術のGWATab(ジワッタブ)技術を用いる。GWATab技術は、原薬と水溶性高分子を組み合わせ、投薬後、消化管の広範囲で薬物を放出させることで薬効の持続性が期待できる技術。

■強オピオイドのヒドロモルフォン塩酸塩の注射剤を国内申請

第一三共は「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を目指しており、医療用麻薬製品も手掛けることで、「がん患者さんの生涯にわたるトータルケアに貢献していく」としている。

オキシコドンの即放性製剤についても17年2月に承認を取得しており、同社は「現在、上市準備中」としている。同社は薬価収載の見込み時期を明らかにしていないが、6月に追補収載され、その後に発売するとみられる。

また、同社開発パイプラインには強オピオイドのヒドロモルフォン塩酸塩の即放性製剤ナルラピド錠と徐放性製剤ナルサス錠がある。両剤とも3月2日の厚労省薬食審医薬品部会を通過しており、順調にいけば、3月中に承認される見通し。ヒドロモルフォン塩酸塩の注射剤についてはこれまでP3と開示していたが、この日、第一三共プロファーマが今年2月に承認申請したことを明らかにした。

ヒドロモルフォン製剤は海外で80年以上販売され、WHOのがん疼痛治療のためのガイドラインなどで疼痛管理の標準薬に位置付けられているが、日本では承認されていない。

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