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第一三共エスファ 抗がん剤・ゲフィチニブAG発売 コールセンターにAI導入

公開日時 2019/03/12 03:51

第一三共エスファは3月12日、抗がん剤・イレッサのオーソライズド・ジェネリック(AG)であるゲフィチニブ錠250mg「DSEP」を発売する。同社は、ゲフィチニブと同様、アストラゼネカのカソデックス錠、アリミデックス錠、ノルバデックス錠、3剤のAGについても2月15日に製造販売承認を取得している。同剤の発売をきっかけに本格的にオンコロジー領域へ参入する。これにあわせて、コールセンターにAIを活用した検索システムを導入し、情報提供活動も充実させたい考えだ。

◎病院担当MRの強化などで体制強化 

同剤は、2018年8月15日に承認を取得、12月13日に追補収載されている。効能・効果は、「EGFR遺伝子変異陽性の手術不能又は再発非小細胞肺がん」。同社の製品のみが、薬価基準に収載されたことから、「情報提供・製品供給を含め、万全な体制を整えて発売する」として期間を設けていた。全社的なMR体制は179人だが、詳細は非公表。ただ、オンコロジー領域への参入を見据え、病院担当のMRを増員するなど体制強化を図っていた。さらに、AIを活用した検索システムをコールセンターに導入。医療従事者や患者からの質問に対して、「必要かつ最適な製品情報をより短時間で届けることを目指す」としている。

同社の義若博人代表取締役社長は本誌取材に対し、「オンコロジー領域での成功が将来に向けた大きな成功になる」と意欲を示していた。培った企業ブランドを武器に、「企業の根底にある“AGを通じた医療貢献”を最も実現できるのが、抗がん剤だ。一部の医療関係者や患者さんの後発品への不安感を払しょくし、安心して経済的メリットを享受できるということを証明していきたい」と話していた(関連記事、会員限定)。

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