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新規がんゲノム解析新興企業、セルジーンと提携

公開日時 2011/12/05 04:00

 米バイオベンチャーのVersant Venturesが1年ほど企業支援を行ってきたQuanticel Pharmaceuticalsが事業を開始した。Quanticelは、スタンフォード大学のStephen Quake教授やMichael Clarke教授の研究をベースにがん細胞遺伝子を標的とした薬剤の発見・開発を目指したゲノム解析技術に特化した新興企業だ。


同社は、Versant が出資するほか、ベンチャー大手のセルジーンも出資することが特徴的といわれる。セルジーンは多発性骨髄腫(MM)治療薬レブラミド(レナリドミド)を創製・開発した企業だ。セルジーンはQuanticelに4500万ドル出資、株式を取得するほか、3年半の独占的技術ライセンスを獲得する。


QuanticelのStephen Kaldor CEOは、「我々はセルジーンの買収で終わることを望んでいる。それを視野に入れている」と話している。しかし、関係者はオプションとしての買収ではセルジーンがどの程度の株式を取得するかについては論じていない。だが、今回の出資に関する合意書での条件では、Quanticelの買収者が1社になることは制限しており、Versantへの潜在的利益還元にも上限を設けている。


VersantのBrad Bolzon社長は、「今回の契約は従来のベンチャーとはリスクへの報酬のあり方が違う」と述べ、リスクの取り方が高いとの見方を示している一方で、「見返りは企業連合のおけるこの種の取引よりもわが社にとっては持ち株が多い」と利益配分にはプラスに働くことを示唆した。今後、セルジーンが契約を延長あるいは買収のような動きに出るかは、セルジーンは最初からR&Dに関与できるだけに、Quanticelの技術がセルジーンのパイプラインの製品候補にとって価値があるかを証明するばかりでなく、自社のパイプラインをも充実させる必要がある。
 

(The Pink Sheet  11月7日号より)  FDAと米国製薬企業の情報満載 “The Pink Sheet”はこちらから
 

 

 

 

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