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2015年バイオ薬市場 抗体医薬は倍増、分子標的薬は3倍増

公開日時 2011/12/06 04:02

市場調査の富士経済は、バイオビジネス市場の動向、予測について調査レポート概要を発表した。それによると、抗体医薬の市場規模は10年は2913億円(前年比30.9%増)だが、15年には6448億円(10年比121.4%増)に達すると予想。分子標的医薬品は10年は1010億円(前年比25.3%増)が、15年には3512億円(同247.7%増)になると予測した。

抗体医薬分野では、抗リウマチ薬(レミケード:田辺三菱、エンブレル:ファイザーと武田薬品など)や抗がん剤(アバスチン:中外製薬、ベクティビックス:武田薬品など)が処方を伸ばしているほか、がん領域では適応拡大、新製品の発売が相次ぐとみられ、それらによって市場が拡大するとみている。

分子標的医薬品分野では、慢性骨髄性白血病治療薬のグリベック(ノバルティスファーマ)を筆頭に、その後も適応拡大を重ねてきている。非小細胞肺がん治療薬のイレッサ(アストラゼネカ)、肝細胞がん治療薬ネクサバールも順調に伸びている一方で、新薬の開発も進み、市場を押し広げるとみている。

この調査レポートは、医療、アグリ、化粧品、研究支援、エネルギー、食品の6分野を取り上げたもので「2011 バイオビジネス市場」(13万6500円税込)にまとめられている。市場全体では10年は1兆9059億円(前年比11.2%増)で、うち医療分野は1兆0140億円(同15.4%増)を占める。15年予測では、全体は2兆8531億円(10年比49.7%増)で、うち医療分野は1兆7572億円(同73.3%増)。
 

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