医薬情報の活用術「MR+e」モデル(1)
公開日時 2012/10/30 00:00
医薬品業界の中で、医薬情報提供ツールとしてのWebサイトの役割・機能の見直しの動きが始まった。医師のネット志向が強まる中で、医療施設の訪問規制に加え、今年に入って接待規制、透明性ガイドラインが実施され、MRの医師との面会機会が減ってきており、MRによる個々の医師ニーズ・インサイトの把握が難しくなっているからだ。そこをWebサイトの視聴情報を分析することを通じて補強し、得られた情報を踏まえ、MRが個々のニーズに応える活動につなげていく。Webサイトに、情報提供ツールにとどまらない役割・機能を与え始めている。これは、本誌は6月号で提唱した新しいマーケティング・プロモーションモデル「MR+e」の進化を意味する。今特集では、その最先端の動きを伝えることをメインに、次に起きうることも提示したい。(沼田...