話しかけられやすいMR
公開日時 2013/03/30 00:00
有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門千葉・柏リハビリテーション病院人工透析内科部長宮本研今月のポイント▼MRが訪問を繰り返しても、担当外の医師から役割を把握されにくいため、無言で会釈するだけの状況に陥る。▼担当外MRと医師の対話は、訪問前に予期していない情報交換を生み出し、相互の着想力を高める機会となる。▼文献を熟読している姿を院内で見せ、医師から話しかけられやすい状況を作ることは、MRの顧客範囲を拡大する。このMRは誰?大学や総合病院では、許可時間になると多数のMRが院内を巡回し始める。顧客側の都合に合わせて活動しているので、浮き立つ言動は控える。患者や家族、事務職から視認されるMRは、社名入り名札に課せられた使命に加えて、好意的な礼儀正しさを求められる。そのため、不都合が少...