透明性ガイドライン対応調査
公開日時 2013/06/30 00:00
14年度の医師個人の講演・原稿料公開各社慎重「閲覧申請者のみ」主流複写も「不可」大勢か製薬企業から医師らへの資金提供内容を公開する日本製薬工業協会の「透明性ガイドライン」(GL)に基づく情報公開の時期が迫っている。そこで編集部は製薬各社に対応方針についてアンケートを行い、50社から回答を得た。12年度分の研究開発費総額や寄付金の状況などの公開は、多くの社が「7~8月」を予定。14年度からの公開となった医師個人ごとの講演謝金や原稿執筆料(13年度分)の公開方法については、具体的な方法の回答があった20社のうち17社が「閲覧申請した者のみに開示する」予定であることが分かった。約6割は未定だが、「閲覧申請者のみに開示する」方法が主流になるとみられる。(酒田浩)資金の流れの透明化は、新薬研究・開発で...