導入教育帝人ファーマの試みＭＲと医師の面談時間が短縮傾向にあり、ＭＲは、その短い時間に確実に情報を伝えなければならない。しかし、相手に伝えられているのかどうかは、見過ごされがち。伝わらなければ、どんなに知識があっても、準備をしても、無駄になる。相手の関心に沿って、情報を伝え、印象に残る活動が求められる。それが次の面談、製品の評価につながる。そこで帝人ファーマは導入教育に、「伝える力」を磨く研修を取り入れた。日々ＭＲに接する現役医師と、徹底した訓練による表現力を持つ俳優が、一定のメソッドを基に伝授するという他にない試みだ。講師の宮本研医師が企画・提案し、帝人ファーマが賛同し実施した。（酒田浩）【講師】（「オフィス・ミヤジン」提供）「表現力向上研修」と称したこの研修は、４月に入社した19人が対象...