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ミクス医師調査 薬剤関係3大課題は「服薬遵守」「合併症対応」「重複投薬」 高齢化の影響大きく

公開日時 2016/02/04 03:52

ミクス編集部が、医師を対象に薬剤について課題になっていることを聞いたところ(5つまで選択可)、最も多かったのは「服薬コンプライアンス(アドヒアランス)」で35.8%だった。次いで「高齢患者の合併症」(31.7%)、「重複受診による重複投薬」(29.0%)と続いた。

文末の関連ファイルから、「医療環境の変化で薬剤について課題になっていること」に関する資料をダウンロードできます。2月8日まで無料公開、その後はプレミア会員限定コンテンツになります。

調査は、エムスリー社の協力を得て、2015年12月16日〜25日まで行い、医師600人(HP、GP各300人)から回答を得たもの。

これらトップ3以外で、回答率25%以上の課題を見ると「高齢患者に対する医薬品の相互作用(飲み合わせ)」(27.7%)、「残薬」(25.7%)、「患者の経済的負担」(25.7%)、「多剤併用」(25.3%)――。いずれの課題も、その背景として患者の高齢化の影響が大きく、医師が高齢患者に対する薬剤の処方、使用で悩む場面が多くなっていることがうかがえる。

そのためか、地域で連携する職種として、薬局薬剤師の存在感が高まっていることが示された。医師の連携相手として薬局薬剤師を挙げたのは昨年調査では12.0%だったが、今回は17.7%と2割近くに上った。

薬剤の課題については医師だけでも、薬局薬剤師だけでも解決は難しい。製薬企業、MRも、適正使用を促すため、薬剤の採用のみならず、処方後の課題にも目を配り、支援する必要性を調査結果は指摘している。

本調査結果の詳細はミクス2月号巻頭特集「Promotion」に掲載しています。ミクスOnlineでは、こちらから閲覧できます。

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