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熊本地震 製薬16社がMRの活動自粛・待機・県外避難 編集部39社調査

公開日時 2016/04/19 03:52

「熊本地震」の影響についてミクス編集部は4月18日、熊本県内に営業拠点を持つ製薬企業の聞き取り調査を行い、回答が得られた39社のうち、16社が熊本の拠点に対しMRに活動自粛や自宅等での待機、県外避難を指示していることが分かった。営業拠点が全半壊せずとも、断水や通信の途絶、壁面や天井の剥がれなどがあったオフィスも少なくないなど、活動する状況にないという判断もある。武田薬品など5社は現地の判断に委ねるという対応をとっていた。

各社の広報担当者から熊本の拠点について聞き取りをした。回答が得られた全社は社員の安否を確認済み。まずは社員とその家族の安全を最優先としているところが目立った。MRの活動自粛・待機・県外避難を指示している16社は次のとおりだが、MRの活動について状況確認中もエーザイや田辺三菱製薬など15社あった。
▽旭化成ファーマ:「熊本エリアは自宅待機」(先週末時点)
▽あすか製薬:「自宅待機が続いている」
▽アステラス製薬:「安全を第一に、活動については逐次判断。現在、活動は自粛」
▽杏林製薬:「様子を見ている状況。プロモーションはしてない」
▽協和発酵キリン:「営業所のあるビルが危険な状態で立ち入りできない。24人中8人以外は福岡等へ避難」
▽サノフィ:「今週は自宅待機」
▽大日本住友製薬:「情報提供活動は行っていない。一部出社しているMRもいるが営業所の片づけや待機をしている」
▽大鵬薬品:「自宅待機」
▽中外製薬:「オフィス待機」
▽ツムラ:「社員の安全を期して、数人を残して県外避難」
▽テルモ:「営業活動は中止」
▽日本新薬:「自宅待機」
▽ノボノルディスクファーマ:「自宅等で待機」
▽持田製薬:「自宅待機または安全な場所へ避難」
▽沢井製薬:「自宅待機」
▽富士製薬:「数名が福岡で待機。その他は情報収集」

この中で沢井製薬は18日、熊本営業所で「建物の一部破損、通信機器の電波障害が発生しており、連絡が取りづらい状態」とし、「福岡支店にて代替対応する準備を整えている」と発表した。

協和発酵キリンと第一三共は、オフィスが入っているはそれぞれのビルが立ち入りできない状況といい、第一三共は「今後の営業活動については確認中」としている。バイエル薬品によると、薬品以外も含むバイエルグループでは「県外へ一旦避難している方が多い」という。

対応を現地判断に委ねているとしたのは、武田薬品、日本ケミファ、グラクソ・スミスクライン(GSK)、ファイザー、ヤンセンファーマ。GSKは、安全の確保をした上で「必要な治療や薬剤にアクセスできるよう、現地社員が状況を把握しつつ、対応している」という。

そのほか、ノバルティスファーマは「避難しているMRもいるが、10名以上が熊本に待機しており、緊急の要請があれば個別に対応できるような体制をとっている」とし、三和化学は、熊本にある九州南支店で「可能な限り、必要に応じて、医療機関への現状確認、対応を実施している」とした。

化血研 20日まで「臨時休業」

化血研は18日、20日まで「臨時休業」すると発表した。複数の建物、施設に被害が生じ、詳細な被害状況の確認・調査が必要になったため。同社は既に被災により生産中止を決めており、復旧のめどが立つまでには「時間を要する見通し」としている。

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