有限会社オフィス・ミヤジン医薬コンサルティング部門医療法人社団明洋会柴垣医院自由が丘副院長宮本研今月のポイント▼医療現場で飛び交う専門用語に対する理解度は、顧客視点でのビジネスを遂行する上で益々重要となっている。▼医学の共通用語は、学問レベルだけでなく習慣的な言い回しも含めて年々変化しており、無関心なMRは黙って取り残される。▼医薬品市場がさらにグローバル化する中では、国内のMR活動でも英語を共通用語化する案を検討すべきであろう。手探りで覚える本物の用語訪問規制の拡大と接待自粛の影響は、MRが備えるべき各スキルの低下に、ゆっくりと確実に影響を与えているようだ。とくに“医学用語に対する習熟度”は、明らかな分析結果こそ発表されていないものの、過去数年でさらに悪化したという印象を持っている。私は各...