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キョーリン製薬 気管支喘息治療薬キプレスのAGを新発売

公開日時 2016/09/02 03:50

キョーリン製薬ホールディングスは9月1日、子会社で後発品事業を展開しているキョーリンリメディオが気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療薬キプレス/シングレア(一般名:モンテルカストナトリウム)のオーソライズド・ジェネリック(AG)を同日に新発売したと発表した。AGは原薬、添加物、製法などが先発品と同じ後発品のこと。同剤AGは効能・効果も同じ。同剤AGの薬価は10mg錠が101.80円、5mg錠が76.80円で、先発品薬価の半額となる。

先発品のキプレスはキョーリン製薬子会社で新薬事業を展開している杏林製薬が販売している。通常の後発品(GE)は12月に登場する見込み。キョーリン製薬グループでは、同剤AGをGEより約3か月早く市場投入することで、キプレスブランドとしてのシェア防衛をはかる。同剤AGの情報提供活動はキョーリンリメディオだけでなく、杏林製薬とも連携して行う。

キプレスの15年度売上は441億円で、連結売上の4割近くを占める。キプレス特許切れによる減収をいかに乗り越えるかがキョーリン製薬グループの最重要の経営課題で、▽新薬群の早期最大化▽キプレスは先発品およびAGでシェア防衛し、減収幅を最小化する――との戦略でのぞんでいる。キョーリン製薬の穂川稔社長はこれまでに、キプレスAGで、キプレスAGとGEで構成される市場の50%以上のシェア獲得を目指す考えを示している。

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