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湘南アイパーク 第1期「湘南会議」に生保・損保会社など8社参加 未病ビジネス化で議論開始

公開日時 2018/12/19 03:52

武田薬品の湘南研究所を開放して設立した湘南ヘルスイノベーションパーク(以下、湘南アイパーク)は12月18日、神奈川県、藤沢市、鎌倉市の支援で設立した「湘南会議」に武田薬品など8社が第1期のメンバーとして参加し、未病ビジネス化モデルの検討に着手したと発表した。18年度中にサービスプログラムの具体案を検討し、19年度以降にパイロットスタディを開始する計画。湘南における未病産業のビジネス化で触媒となることを目指す。


◎アフラック生命、SOMPOホールディングス、日本生命、RIZAPなど参加


湘南会議は、10月10日から2日間、横浜市で開催されたBio Japan2018で設立が発表された。第1期の参加企業は、アフラック生命保険、SOMPOホールディングス、武田コンシューマーヘルスケア、武田薬品、電通、日本生命保険相互会社、ライオン、RIZAPグループの合計8社。湘南アイパークとフィールドマネージメントがファシリテーションを務める。神奈川県、藤沢市、鎌倉市はオブザーバーとして参加する。


当面は、参加メンバーと集中的な議論を行い、データやネットワークを共有し、未病の課題を解決しうる持続可能なビジネスモデルに検討を進める。その上で、19年3月末までにサービスプログラムの具体案を検討し、4月以降に医学的見地を踏まえたサービスのエビデンス構築や、ビジネススキームの詳細化を目指したパイロットスタディを開始する予定。


◎「持続可能な社会保障制度の確立に貢献する」藤本ジェネラルマネジャー


湘南アイパークの藤本利夫ジェネラルマネジャーは、「新たな未病ビジネスを生み出し、社会の中に組み入れられていくことで人々を健康にし、持続可能な社会保障制度の確立に貢献することを期待する」とコメントした。なお、湘南会議は今回の第1期終了後に、さらに参加メンバーを募集し、ビジネス創出・社会実装のプラットフォームを目指す考え。

 


 

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