【19年8月リスト 短期連載2】糖尿病 インクレチン関連薬に新展開
公開日時 2019/09/20 00:00
ミクス編集部が製薬企業68社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト19年8月版疾患別」(19年6月調査、P2以降の開発品を整理・集計)によると、糖尿病の開発品は10品目(プロジェクト)だった。調査時点でP3だったのは、GLP-1受容体作動薬で初めての経口薬セマグルチド(ノボノルディスクファーマ)、GLP-1とGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)の両方に作用する「デュアル作動薬」のtirzepatide(イーライリリー)、久々の新クラスの血糖降下薬imeglimin(大日本住友製薬、Poxelの共同開発)など。ただ、経口セマグルチドは調査後の7月24日に承認申請した(表)。GLP-1受容体作動薬に初の経口薬経口セマグルチドはインクレチン関連薬のひとつ。経口GLP-1受容体...