第105回薬剤師国家試験 合格率は69.58%
公開日時 2020/03/25 04:52
厚生労働省は3月24日、第105回薬剤師国家試験の合格者を発表した。合格率は69.58%。受験者数は1万4311人で、合格者数は9958人だった。新卒者は9194人が受験し、7795人が合格した。合格率は84.78%。大学別で、最も合格率が高かったのは金沢大学の97.50%だった。
設置主体別の合格率(6年生新卒)は、公立で93.93%、国立で93.60%、私立で84.05%だった。
大学別にみると、国立では金沢大学(受験者数40人、合格者数39人)のほか、広島大学91.49%(受験者数47人、合格者数43人)、九州大学90.00%(受験者数40人、合格者数36人)と9割を超えた。私立では名城大学の92.52%(受験者数254人、合格者数235人)が最高だった。合格率50%以下は7校あり、全て私大だった。また、出願者数と受験者数に開きのある大学もみられた。
第105回薬剤師国家試験の結果概要
(下段「関連ファイル」から、厚労省発表の第105回薬剤師国試 大学別合格者数の資料をダウンロードできます)
出願者数:1万5785人(男6386人、女9399人)
受験者数:1万4311人(男5678人、女8633人)
合格者:9958人(男3823人、女6135人)
合格率:69.58%(男67.33%、女71.06%)
新卒(6年制)
受験者数:9194人(男3469人、女5725人)
合格者数:7795人(男2980人、女4815人)
合格率:84.78%(男85.90%、女84.10%)
既卒(6年制)
合格者数:2050人(男792人、女1258人)
合格率:42.67%(男38.96%、女45.40%)