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小野薬品 オプジーボの胃がん1次治療で新たに一変申請 「より確実に承認取得するため」

公開日時 2020/12/11 04:50
小野薬品は12月10日、がん免疫療法薬のヒト型抗PD-1モノクローナル抗体・オプジーボ点滴静注(一般名:ニボルマブ)について、化学療法との併用で、治癒切除不能な進行・再発の胃がんの1次治療に用いるための一変申請を新たに行ったと発表した。

5月にも化学療法との併用で胃がん1次治療に係る一変申請を行った。ただ、5月申請のもとになった日韓台で実施した第2/3相試験「ATTRACTION-4試験」では主要評価項目の全生存期間(OS)が未達だった。今回の12月申請は、ATTRACTION-4試験と、日韓台を含む国際共同第3相試験「CheckMate-649試験」の2つの試験を根拠としたもの。649試験はブリストル・マイヤーズ スクイブと共同で実施したもので、主要評価項目のOSと無増悪生存期間(PFS)のいずれも達成した。

小野広報部は本誌取材に、今回の一変申請の位置づけについて、「より確実に承認取得するためのもの」と説明した。2つの試験をどのように取り扱うか、また通常は10~11か月で承認される中で審査の開始時期を5月とするか、12月とするかについては、「当局との今後の協議による」としている。

649試験は、未治療のHER2陽性以外の進行又は転移性胃がん、胃食道接合部がん又は食道腺がんの患者を対象に、オプジーボと化学療法の併用療法またはオプジーボとヤーボイの併用療法を化学療法と比較評価した多施設共同無作為化非盲検第3相試験。

今回の12月申請は、オプジーボと化学療法との併用療法での結果が出たことから行ったもの。胃がん1次治療に対するオプジーボとヤーボイの併用療法は結果が明らかになった後、一変申請するかどうか検討する。

649試験では、オプジーボと化学療法の併用療法群の患者は、オプジーボ 360mgとカペシタビンおよびオキサリプラチン(CapeOX)を3週間間隔で、またはオプジーボ240mgと5-フルオロウラシル、ロイコボリン、オキサリプラチン(FOLFOX)を2週間間隔で投与を受けた。化学療法群の患者はFOLFOXを2週間間隔で、またはCapeOXを3週間間隔で投与を受けた。投与は病勢進行もしくは忍容できない毒性が認められるまで、または患者が同意を撤回するまで2年間継続された。

主要評価項目は、オプジーボと化学療法の併用療法を受けたcombined positive score(CPS)が5以上のPD-L1 陽性患者におけるOSと、オプジーボと化学療法の併用療法を受けた CPS が5以上の患者におけるPFSとし、同社によると、いずれの主要評価項目も達成したとしている。

なお、オプジーボは現在、3次治療以降の胃がんの適応を取得している。
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