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日本セルヴィエ 抗がん剤・オニバイドのヤクルト本社との提携終了 10月から単独展開

公開日時 2022/08/01 04:48
日本セルヴィエとヤクルト本社は7月29日、抗がん剤・オニバイド点滴静注43mg(一般名:イリノテカン塩酸塩水和物)のプロモーション提携を9月30日付で終了すると発表した。10月以降のプロモーション活動は製造販売元の日本セルヴィエが実施する。今後、契約終了に向けて、日本セルヴィエへの引き継ぎを進める。同剤は、日本セルヴィエが国内で単独プロモーションする第1号製品となる。

契約終了の理由は、「日本セルヴィエの事業戦略の変更」だが、詳細は非開示。MR数や体制も非開示だが、同社は本誌取材に、「オニバイドの製品情報を必要としている全国の医療従事者の皆さまに対して、適正な情報を速やかに提供できるように活動する」とコメントした。

同剤は、有効成分であるイリノテカンをポリエチレングリコール(PEG)で修飾したリポソームに封入した製剤。日本セルヴィエが2020年3月に「がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な膵がん」の効能・効果で承認を取得し、ヤクルト本社がこれまでプロモーション活動してきた。なお、10月以降も日本セルヴィエが同剤の製造販売と流通を行い、スズケングループにメーカー物流から卸流通までを委託するスキームについても変更はない。

セルヴィエは、非営利財団が運営する国際的な製薬グループ。世界150カ国に拠点を持ち、21 年の総売上高は47億ユーロ、従業員数は全世界で2万人を超える。毎年総売上高(ジェネリック製品を除く)の20%以上を研究開発に投資している。特に循環器疾患領域で存在感を示しているが、近年は、がん領域を最優先領域として研究開発に取り組んでいる。
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