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大塚製薬 レキサルティ、既存治療で効果不十分なうつ病の効能追加を申請

公開日時 2023/02/02 04:48
大塚製薬はこのほど、抗精神病薬・レキサルティ(一般名:ブレクスピプラゾール)について、「うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)」の効能追加を申請したと発表した。現在は統合失調症を効能・効果を有している。

申請に用いた国内第3相臨床試験では、既存の抗うつ薬(SSRIまたはSNRI)治療で反応不十分だった20歳から64歳の成人の大うつ病性障害患者740人を対象に、抗うつ薬への上乗せ治療としてブレクスピプラゾール(1mgまたは2mgを1日1回)を6週間投与し、有効性と安全性を評価した。

ブレクスピプラゾールの1mgおよび2mgはプラセボと比較し、いずれも主要評価項目である投与6週後のMADRS(うつ状態を評価するための10項目の評価尺度)合計スコアの平均変化量で統計的に有意な改善効果を示した。同社は、忍容性について全般的に良好で、新たな安全性の懸念は認められなかったとしている。

大うつ病性障害の治療には、一般的に抗うつ薬が処方されるが、既存の抗うつ薬ではうつ病の様々な症状が十分に改善されない患者もいることが指摘されている。同社は、「ブレクスピプラゾールは、既存の抗うつ薬ではうつ病の症状が十分に改善されない患者さんに対する新たな治療選択肢となることが期待される」としている。
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