MSD 経口新型コロナ治療薬・ラゲブリオ 錠剤の剤形追加を申請
公開日時 2024/04/18 04:48
MSDは4月16日、経口新型コロナ治療薬・ラゲブリオカプセル200mg(一般名:モルヌピラビル)の剤形追加として、錠剤を承認申請したと発表した。
錠剤は既承認のカプセル剤と比較して大きさが小さいうえ、1錠に含まれる有効成分は400mgと、カプセル剤の2倍量になっている。このため1回あたりの服用数を現在の4カプセルから2錠へと減らすことができる。なお、錠剤の服用日数はカプセル剤と同じく5日間の経口投与となる。なお、ラゲブリオはSARS-CoV-2による感染症に対し、通常、18歳以上の患者には、モルヌピラビルとして1回800mgを1日2回、5日間経口投与して用いる。
MSDは、「錠剤が新たに加わることで、患者さんがラゲブリオを服用する際の負荷の減少とアドヒアランスの向上に貢献できると考えている。当社は今後もCOVID-19の治療に貢献できるよう努めていく」としている。