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ファイザー fidanacogene elaparvovecを承認申請 インヒビターのない血友病Bの遺伝子治療

公開日時 2024/07/02 04:47
ファイザーは6月28日、遺伝子治療・fidanacogene elaparvovecについて、血液凝固第IX因子(FIX)に対するインヒビターのない血友病B患者における出血傾向の抑制に係る承認申請を行ったと発表した。

fidanacogene elaparvovecはFIX R338L変異体を発現する遺伝子組換えアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターで、FIXの生成および分泌が本来行われる肝細胞から、FIXタンパク質を持続的に産生させるように設計した遺伝子治療。

今回の申請は、FIXに対するインヒビターのない血友病B患者を対象とした国際共同第3相試験(BENEGENE-2試験)の結果等に基づく。BENEGENE-2試験は、FIX活性が2%以下でありFIXに対するインヒビターの既往歴のない、18歳以上62歳以下の成人血友病B男性患者45例を対象にした。本試験の主要評価項目は、本品による遺伝子治療によるすべての出血の年間出血率(ABR)をFIX製剤による定期補充療法と比較すること。

出血および凝固因子補充療法の情報を収集するために6カ月間以上FIX製剤による定期補充療法を受けるリードイン試験を完了した45例が、体重あたり5×1011vg(ベクターゲノム)/kgの用量で本品の単回静脈内投与を受けた。

主要評価項目の本品投与後12週以降15カ月までの全ての出血のABRの平均値は1.30で、投与前の4.43と比較して減少率が70.6%と有意に減少し、非劣性および優越性が示された。安全性については、本品の忍容性は良好で、主な有害事象はトランスアミナーゼ上昇だった。死亡、重篤な副作用、過敏症反応、血栓症、FIXに対するインヒビターの発現は認められなかった。

血友病Bは、FIXの欠乏により正常な血液凝固が阻害されるX連鎖潜性遺伝性の希少疾病で、主に男性に発症する。血友病の特徴は出血を繰り返すことで、重症患者では筋肉や関節内への自然出血が繰り返し発現する。関節内に出血を繰り返すと、血友病性関節症を発症する可能性がある。また、重度の合併症である頭蓋内出血は、血友病患者における死亡の一因となっている。
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