希少なSOD1-ALSの新薬 いよいよ国内導入へ
ADのアジテーションに対する治療薬も 米国で23年に承認済
公開日時 2024/08/01 00:00
ミクス編集部がまとめた新薬パイプラインリスト2024年8月版によると、初の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の遺伝的原因を標的とする治療薬や、初のアルツハイマー型認知症に伴うアジテーションに対する治療薬が承認申請中であることが確認できた。いずれも米国では23年に承認されており、アンメットニーズを満たす新薬がいよいよ日本にも導入されようとしている。一方、手術不能・転移性乳がんに対する抗体薬物複合体(ADC)は米国とほぼ同時の承認が見込まれ、小児の近視進行抑制に用いる点眼薬は日本で24年2月に申請に至った。それぞれのプロファイルを見ていこう。呼吸器なしでは予後数年ALSに厚労相「迅速に審査」「企業から承認申請がなされた場合にはPMDAにおいて迅速に審査を進め、有効性・安全性が確認されれば速やかに承認し...