RWD活用で「医療DXでもNo.1パイオニアに」
アストラゼネカ 堀井貴史社長
公開日時 2025/05/01 00:00
30年までに40件以上の承認取得を目指すアストラゼネカの堀井貴史代表取締役社長は4月14日、記者会見に臨み、2030年に向けた新たな日本のビジョンとして、「イノベーションで患者さんの人生を変えるNo.1パイオニア」を目指すと力を込めた。30年までに新薬を含め、40件以上の承認取得を目指し、成長を加速させる。さらに、リアルワールドデータ(RWD)の積極的な活用にも注力する。堀井社長は、「データサイエンス、医療DXのエリアでも、製薬業界の中で我々はパイオニアでいたい」と強調する。医療圏の抱える課題に対して、RWDの利活用を通じて、トランスフォームケア(保健医療の変革)を起こす必要性を強調。自治体や地域医師会など多様なステークホルダーと協働するネットワークを通じ、健康寿命延伸に貢献するビッグピクチ...