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SB TEMPUS 中外製薬と第一三共に「マルチモーダルデータ」サービス提供開始 革新的新薬開発を支援

公開日時 2026/04/15 04:51
ソフトバンクグループと米Tempus AI, Inc.の合弁会社「SB TEMPUS」は4月14日までに、中外製薬と第一三共に対し、非識別化医療データやがん患者の経時的な遺伝子変異データなどの大規模リアルワールド・マルチモーダルデータのサービス提供を開始したと発表した。これらデータライブラリを活用することで、疾患の特徴、創薬標的の探索、薬剤耐性メカニズムの研究、アンメットニーズのある患者群の特定など、革新的な新薬開発への新たなアプローチを支援する。

◎850万件超の非識別化医療データ、150万件超のがん患者の経時的な遺伝子変異データ

SB TEMPUSは、ソフトバンクグループと米Tempus AI, Inc.がそれぞれ50%出資して創設したAI関連の合弁会社。米Tempus AIが保有する世界最大級の医療データプラットフォームデータライブラリには、850万件以上の非識別化医療データ、150万件以上のがん患者の経時的な遺伝子変異データ、検査・治療アウトカムを含む臨床データおよび約35万件の全トランスクリプトームデータが含まれる。

◎創薬標的探索、薬剤耐性メカニズム研究 分子メカニズムやアンメット患者群の特定に活用 

同社は、中外製薬(3月5日付)と第一三共(4月10日付)に対し、Tempus AIの大規模リアルワールド・マルチモーダルデータのサービス提供をそれぞれ開始すると発表した。同社によると、中外製薬は創薬標的の探索や薬剤耐性メカニズムの研究などにデータが活用されるという。第一三共は、分子メカニズムの研究やアンメットニーズのある患者群の特定など、新薬開発のさまざまな場面で新たなアプローチを検討できるようになると説明している。

◎SB TEMPUS「製薬企業向けサービスの拡充を通じて個別化医療の発展に貢献したい」

今後の事業展開についてSB TEMPUSは、「日本の医療界と緊密に連携しながら、日本国内における非識別化されたデータの取得・活用を推進する」と指摘。「製薬企業向けサービスの拡充を通じて、患者一人ひとりの特性に基づいた個別化医療の発展に貢献したい」と強調している。
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