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ミクス医師調査 「他の医師の経験など自信を深める情報」が処方を後押し

公開日時 2013/02/04 04:02

ミクス編集部は、製薬会社・MRから提供される情報の中で処方を喚起する情報について調査した。エムスリーの協力を得て医師600人を対象に聞いたところ、有効度が高い情報は 「医師会誌」「広告」「患者の声・求め」「学会抄録」――であった。医師会誌や学会抄録などで他の医師の経験といった情報を得つつ、自身の処方の確かさや効果を確かめたいというニーズが浮かびあがった。また、広告や患者の声も有効な情報であることが分かった。

調査では、製品パンフレットや診療ガイドラインなど10種類の情報のそれぞれの有効度を10段階で評価してもらった。この中では「広告」が意外な有効さを見せたが、その背景についてある医師は「処方せんを記載する際に必要なのは、製品名・剤形・用量・分服方法であり、これらを訴求する広告を見ると『間違いをせずに処方できる』自信が増すのではないか。学会誌の後ろに大きな広告が掲載されていると、広範に使われている、という印象を受け」、処方を喚起する可能性があるという。

特に使用経験の少ない新薬の処方では、未知の副作用リスクもあり、医師は考えている以上に慎重である。この中で、処方の正しさを実感できる情報にニーズがあり、さらなる処方を後押しする役割があることがうかがえた。

詳細はミクス2月号「Promotion」に掲載した。こちら この中では医師の処方プロセス「発売されたことを知る」「製品の特長などを良く知る」「試しに使う」「通常処方をする」「第一選択薬として処方する」--の各ステージで有効な情報について医師に聞いた結果と分析を詳述した。(調査に用いたこの処方プロセスは、エムスリー提供サービス「mx」で導入されている「AMTUL」と呼ばれるモデル)
 

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