2011/02/02
本誌で国内の製薬企業60社が開発中(フェーズ2から申請中)のプロジェクト数を疾患別に調べたところ、開発後期段階ではがんが断トツに多く138プロジェクトだった。精神・神経系疾患(54プロジェクト)、糖尿病(38プロジェクト)、免疫系疾患(29プロジェクト)、血栓症(25プロジェクト)、消化器系疾患(24プロジェクト)、感染症(23プロジェクト)の順に多かった。トップのがんを疾患別でみたところ、血液がんがトップ(21プロジェクト)で、半数以上が抗体医薬や分子標的薬など新規機序の薬剤などが占めていた。