2010/11/15
急性非代償性うっ血性心不全(ADHF)患者に対する組み換えヒトB型ナトリウムペプチド静脈内点滴製剤ネシリチドの投与は、懸念されていた死亡率増加や腎障害のリスクはないものの、呼吸困難改善効果はわずかであることが分かった。大規模臨床試験「ASCEND-HF(Acute Srudy of Clinical Effecriveness of Nesiritide in Docompensated Heart Failure)」の結果から明らかになった。11月14日、米国イリノイ州シカゴで開催されている米国心臓協会(AHA)2010年学術集会のLate-Braking Clinical Trials セッションで、Duke Clinical Research InstituteのAdrian F Hernandez氏が報告した。