第45回衆院選は30日に投開票が行われ、民主党が単独で300議席超を獲得し、議席数で与野党が逆転した。自民党は100議席割れを回避できたものの、閣僚経験者が相次ぎ落選する結果となった。
厚生労働関係議員では、中山太郎元外相、柳沢伯夫・丹羽雄哉元厚労相、鈴木俊一元環境相、木村義雄元厚労副大臣らが落選した。公明党も桝屋敬悟元厚生労働副大臣、福島豊元厚生政務次官が落選した。
一方、議席数で躍進した民主党は、元厚生省社会援護局企画課長の大泉博子さんが選挙区で丹羽元厚労相を破り当選。元日本看護協会常任理事の山崎麻耶さんも初当選を果たした。