中外製薬の抗がん剤ゼローダ 進行・再発胃がんの効能追加で公知申請
公開日時 2010/09/03 04:00
中外製薬は9月2日、抗がん剤ゼローダ(一般名:カペシタビン)について、「治癒切除不能な進行・再発の胃がん」を効能・効果に追加する公知申請を1日に行ったと発表した。ドラッグ・ラグ改善のため厚生労働省の検討会議が公知申請が必要と判断し、薬食審の事前評価で了承された5社5成分のうちの1つ。
1日には、日本化薬が抗がん剤ハイカムチン(一般名:ノギテカン塩酸塩)に卵巣がんを効能・効果に追加する公知申請をしている。あと3社3成分も1ヵ月程度で申請されるとみられる。