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ノボ GLP-1受容体作動薬ビクトーザ 「2型糖尿病」に一変申請 併用制限解除へ

公開日時 2013/09/27 03:52

ノボ ノルディスク ファーマは9月26日、GLP-1受容体作動薬のビクトーザ(一般名:リラグルチド)について、効能効果を「2型糖尿病」とする一部変更承認申請を行ったと発表した。現在は併用薬がSU薬に限定されているが、承認されればこの制限が解除され、他の経口薬やインスリンとの併用が可能になる。

申請は2010年に厚労省がまとめた「経口血糖降下薬の臨床評価方法に関するガイドライン」に沿って実施された経口薬およびインスリンとの併用試験の結果による。経口薬の併用試験では、速効型インスリン分泌促進薬やα‐グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド薬、チアゾリジン薬との併用が、インスリンの併用試験では、基礎インスリンや混合型インスリン、ベーサルボーラス療法による基礎インスリンと追加インスリンの併用が検討された。

GLP-1受容体作動薬ではビクトーザが10年6月に国内初のGLP-1受容体作動薬として発売され、今月発売されたリキスミア(リキシセナチド)で4製剤となっている。いずれの製剤も併用薬に制限があるが、ビデュリオン(エキセナチド)はSU薬に加えてチアゾリジン系やビグアナイド薬との併用が、リキスミアはインスリン製剤との併用が可能となっている。ただ、今回の申請が承認されれば、ビクトーザが併用制限のない初のGLP-1受容体作動薬となる。
 

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