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睡眠時無呼吸症候群の早期発見を手助け 心臓ペースメーカー「REPLY200」 8月に新発売 

公開日時 2014/07/16 03:50

日本ライフラインは、睡眠時無呼吸症候群の早期の発見などを手助けする新たな心臓ペースメーカー「REPLY200(リプライ200)」を8月1日に新発売する。7月4日に薬事承認を取得した。このペースメーカーは従来品と同様に胸郭インピーダンスのモニタリング機能を持つが、夜間のあらかじめ設定された時間帯や、6か月間と長期のモニタリングデータを記録できる機能を付加し、患者の夜間における呼吸異常などを容易に確認・発見できるようにした。同社は「潜在的な睡眠時無呼吸症候群の早期の検査や治療につながることが期待される」とコメントしている。

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が停止または低下する状態を断続的に繰り返す疾患。呼吸停止と再開を繰り返すことから、血圧が上昇するとともに血液が凝固しやすくなるため、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの心臓循環器領域の合併症を引き起こす恐れがある。心臓ペースメーカーによる治療を必要とする患者の約4分の1で睡眠時無呼吸症候群を併発しているとされる。

REPLY200では、ペースメーカー本体とリード先端部にある電極の間に微弱な電流を流して胸郭インピーダンスを測定する。胸郭インピーダンスは息を吸うと上昇し、吐くと低下するといったように呼吸の状態を反映して変動する。このため、胸郭インピーダンスをモニタリングすることで、医師は呼吸の状態を間接的に推定することができる。

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