セルジーン 抗がん剤レブラミド 再発・再燃ATLの効能追加申請
公開日時 2016/06/30 03:50
セルジーンは6月29日、抗がん剤レブラミドカプセル(一般名:レナリドミド水和物)の効能・効果に「再発または再燃の成人T細胞白血病リンパ腫」を追加する承認申請を行ったと発表した。この適応症で6月20日に希少疾病用医薬品に指定されており、優先審査が行われることになり、これまでの同指定薬は申請から9カ月程度で承認されている。
ATLは、白血球にウイルスHTLV-1が感染し、がん化することで発症する悪性リンパ腫の一つで、国内患者数は2000人といわれる。多くは再発、進行し、その際の有効な治療法は十分ではない。