久光 経皮吸収型非ステロイド性疼痛薬HP-3150 19年度中に国内申請へ、1年前倒し
公開日時 2019/05/27 03:50
久光製薬は5月24日、経皮吸収型非ステロイド性疼痛治療薬ジクロフェナクナトリウム(一般名、開発コード:HP-3150)について、がん性疼痛を予定適応症に日本で2019年度中に承認申請する予定と発表した。自社創製品。同社はこれまで20年度に申請予定としていたが、1年前倒しとなる。
がん性疼痛患者に同剤を1日1回投与した際の有効性及び安全性を検討した国内フェーズ3試験では、「有効性の主要評価項目について、本剤投与群のプラセボ投与群に対する統計学的な有意差が認められた」という。安全性に関しては「開発上の問題となる副作用は認められなかった」としている。
同剤は久光のTDDS(経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した経皮吸収型製剤。安定した血中薬物濃度を維持し効果を持続させる。がん疼痛治療の新たな選択肢とする。
同剤は腰痛症でも開発しており、こちらは19年度中のフェーズ3試験入りを目指す。