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MSD 抗PD-1抗体キイトルーダ トリプルネガティブ乳がんの適応追加を申請

公開日時 2020/10/13 04:50
MSDは10月12日、がん免疫療法薬の抗PD-1抗体・キイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ(遺伝子組換え))について、ホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能または再発乳がんに対する適応追加の承認申請を行ったと発表した。いわゆるトリプルネガティブ乳がんの適応追加となる。

今回の申請は、化学療法歴のない手術不能または再発のトリプルネガティブ乳がん患者を対象とする無作為化第3相試験「KEYNOTE-355試験」のデータに基づく。承認されれば、キイトルーダとしては初の乳がん適応となる。

乳がんは日本で、1年間に約9万3000人が診断され、推定死亡者数は約1万5500人とされる。女性のがんの中では最も多いがんで、特に40歳代後半~60歳代後半の罹患率が高い傾向がある。

乳がんは、主にホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)受容体、ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)、がん細胞の増殖能(Ki67)という3つの要素を調べることにより5つのサブタイプに分類さ
れる。その一つにトリプルネガティブ乳がんがあり、ホルモン受容体の発現やHER2過剰発現を伴わないサブタイプとなる。トリプルネガティブ乳がんは、乳がん全体の約15%を占め、50歳未満の女性に多く、他のタイプの乳がんに比べて、一般に増殖能が高く、生存期間も短いとされる。
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