国内申請数は82 がん領域で23品目
肝がんに免疫療法薬同士の併用 重症喘息、糖尿病などに新規機序医薬品
公開日時 2022/08/01 00:00
ミクス編集部が製薬企業68社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、7月10日時点で申請中のプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で82品目となった。今回もがん領域が23品目と最も多く、肝がんに対する免疫療法薬同士の併用療法などが注目されそうだ。がん以外では、既承認薬が少なくない重症喘息、2型糖尿病、乾癬で新規機序の医薬品の登場が見込まれ、どのような患者の治療選択肢となるのか関心を集めそうだ。再生医療等製品では外傷性脳損傷に対する製品の登場が間近に迫っている。(神尾裕)各社の公表資料やアンケートなどをもとに国内P2以降の開発品を集計した結果、約770品目にのぼった。申請品が最も多いがん領域では、肝細胞がん(HCC)の1次治療に対する抗PD-L1抗体・デュルバルマブと国内未承認の抗CTL...