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サンバイオ SB623の承認取得遅れ等で89億円5670万円を資金調達 新株発行決議 市販後の資金準備も

公開日時 2022/10/31 04:51
サンバイオは10月28日の取締役会で、第三者割当による新株予約権(900万株)の発行を決議した。資金調達の予定金額は89億5670万円。資金使途は、再生細胞薬「SB623」慢性期外傷性脳損傷プログラムの市販開始後の製造体制の構築と在庫確保で68億4600万円、同プログラムの市販開始後の普及体制構築と普及活動の推進費用で21億1000万円を見込む。同社は、SB623の承認取得時期が23年2月以降にずれ込んだことで事業運営固定費など追加的な費用が見込まれると説明。さらに、承認後を見込んだ市販後の資金準備などが求められると判断した。

「SB623」は、健康成人骨髄液由来の間葉系間質細胞を加工・培養して作製されたヒト(同種)骨髄由来加工間葉系幹細胞で、脳内の損傷した神経組織に移植すると、損傷した神経細胞が本来持つ再生能力を促し失われた機能を回復させる効果が期待される。同社は10月20日付で、先駆け審査指定制度の枠組みの中で承認審査を行っている「SB623」について、「今期中(23年1月末)の承認取得は無いものと判断している」との見解を発表していた。

◎為替変動による開発関連費用の円建て予算を増額 物価高で製造体制、品質管理でコスト増

今回の資金調達について同社は、「承認審査対応において、当初予定よりも時間を要しており、それに関連して発生する事業運営固定費など、追加的な費用が見込まれる」と説明。さらに、急激な為替変動による円安ドル高の状況を受け、「今後の開発関連費用の円建て予算(当初1ドル 115 円の為替レート)を増額する必要があること、さらに上市後の販売に向けた製造体制や品質管理体制の拡充を図るためのコストにおいて世界的な物価高によるコストの増加が見込まれる」ことをあげ、追加で資金を準備する必要が生じているとした。

◎市販後調査費用やマーケティング活動費等で12億円のコスト増見込む


また、SB623の承認取得後の市販を見据え、「当社製品の普及体制を構築するための資金と市販後の普及活動を推進するための資金準備についても追加で資金を確保する必要がある」と説明。前回の資金調達において、調達額が想定より約9億円不足していることや、今後の市販後調査の費用やマーケティング活動等の費用が、前回の資金調達時よりも更に約 12 億円の増加が見込まれるとも指摘。不足分を補い、上市後の事業活動にむけた資金を確保する必要があると判断した。

新株発行の割当日は11月15日、潜在株式数は900万株、22年9月30日時点の同社発行済株式数に対する比率は15.1%、発行価額530円(1株当たり5.3円)。
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