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経口新型コロナ治療薬 ”自己負担あり”変更後に処方率減少 10月1週目は前週から9ポイント減

公開日時 2023/10/13 04:51
新型コロナと診断された新規患者に対する経口抗ウイルス薬の10月1週目の処方率は、前週に比べて約9ポイント下落したことがわかった。10月1週目(10月1日~7日)の処方率は13.1%で、前週(9月24日~30日)は22.2%だった。新型コロナ治療薬に一部自己負担が求められるよう変更されたタイミングでの急落で、患者の意識変化が処方動向に影響した可能性もありそうだ。

文末の「関連ファイル」に、経口新型コロナ治療薬の毎週の処方率をまとめた資料を掲載しました(会員のみダウンロードできます。14日間の無料トライアルはこちら)。

ミクス編集部は、新型コロナに対する経口抗ウイルス薬3製品(ゾコーバ、ラゲブリオ、パキロビッド)について、エムスリーが独自に構築したリアルワールドデータベース「JAMDAS」(Japan Medical Data Survey:日本臨床実態調査)を用いて各週の実処方の動向を確認した。

新型コロナの新規患者に対する経口抗ウイルス薬の処方率は7月23日の週(7月23日~29日)に20%を超えた。その後、9月の最終週まで毎週20~22%台で推移していたが、10月1週目に急落した格好だ。なお、薬剤ごとの下落率は非公開。

新型コロナ治療薬の薬剤費は9月末まで全額公費負担されていたが、10月以降は医療保険の自己負担割合の区分(1割負担、2割負担、3割負担)ごとに自己負担が求められている。患者に急激な負担増が生じないよう、治療薬の自己負担額は、1割負担の人は上限3000円、2割負担の人は6000円、3割負担の人は9000円の上限が設けられている。

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